戦争好きの政治屋教皇ユリウス2世にシスティーナ礼拝堂の天井画を依頼され、嫌々引き受けたミケランジェロの話。
教皇が「芸術を使って信仰心を深めたい」と言っていたけど、ローマとかフィレンツェの大聖堂の美しさって、信じても無い神が見えてくる迫力があるし、本当にこのままここに埋もれたら天国に行ける実感があったから、正に芸術は信仰心に繋がると思った。とにかく凄い感動した。
特にミケランジェロは神に選ばれた感じあるし。
そして、ミケランジェロが教皇に話がある度、めちゃくちゃ戦争真っ最中なのが凄く気になった、何故?
ラファエロ優等生風、超いい奴!
あの姿勢で数年描き続けるって首絶対悪くする、凄い基礎体力。
助手の少年がイケメン。
教皇との関係、教皇の芸術への愛、ミケランジェロの扱い辛そうな芸術家かげん、
凄く伝わる。
最後の2人の会話が良い、、。
映画の前に10分くらいミケランジェロの実際の作品や生い立ちの説明のある、丁寧な映画。
ゴッホであんな何本も映画あるなら、ミケランジェロの色んなバージョンで映画作って欲しいわ。
幼少期版、晩年版、ゲイ要素版、全部観たい。