この映画の原作を夢中になって読んでいたのは、もう10年以上前。どんな話か思い出しながら見ました。当時は本当に好きで新作が出ればスグに読んでいた覚えがあります。ジャックの真似をして、新しく知ったことを逐一メモしていた事も思い出しました。10年も前に読んでいたけれど、モーガン先生の名前も、アニーとジャックの名前も覚えていたのは自分でもびっくり！笑
こんな話だっけ？と思いながらも10年前のことだから感じ方も違うし、映画だから違いがあって当たり前かなと思いながら見ましたが、2時間足らずで収めると１箇所１箇所の内容はどうしても薄くなってしまうから、そこは少し残念。恐竜の所と、ポンペイの所は何回も読んでいたのと、自分の中で印象が強かったので懐かしさが込み上げてきました。この原作本は書き方に特徴があり、行った先々の豆知識(？)や基礎知識(？)が書いてあることが大切なポイントであった気がするので、そこが抜けてしまうことは寂しい気が…。2時間足らずの映画にするより、アニメの方が原作の良さを活かせそうだが…(もしかしてアニメはアニメであるのかな？)。原作と比べること自体ナンセンスかもしれないけれど、知っていると原作の良さが薄まってしまっている気がしてしまうなぁ。もっと濃い内容のものだったはずだが…。本当に子供向けのものとして、映画は作られたんだなと思った。個人の意見としては話の緩急がもう少し欲しかったな…。最後も何だかスッキリしない。やられたらやり返すでは子供向けの話としてはどうなのか？…。
それはさておき、北川景子がジャックの声をしていたとは信じられない！そのくらいはまっていて｢声は北川景子だよ｣と言われても分からない！これにはただただ驚いた！とにかく、北川景子の凄さを称えたい。
