ある殺し屋の鍵のdionemishのレビュー・感想・評価

市川雷蔵主演の和製フィルム・ノワール。

暗殺のやり方は無理あって苦笑いだけど、60年代ポップの色使いがとてもオシャレ。照明・美術もだけど壁に掛かったタオル一つにまでまで色彩のこだわりを感じてグッときた。

表では日舞の先生、裏では殺し屋の市川雷蔵の色気ある佇まいと佐藤友美のファム・ファタール感が観ていて楽しかった。
オチもあっさり突き放す感じで良かったな。

続編らしいので、前作も観てみよう