しゅう

ダニー・ケイの 天国と地獄のしゅうのレビュー・感想・評価

3.6
ダニー・ケイの映画はまず彼の芸を楽しめるかにあると思うが、オープニングからの歌と踊りに延々と退屈する。
その後に双子の兄が殺されて幽霊になってからは俄然面白くなる。
兄の命を狙う間抜けな殺し屋や肉屋の主人など、周りの人物もおかし味たっぷりで大いに笑わせるし、ケイの芸達者ぶりも満喫出来る。
ラストのオペラのシーンは少しクドくて飽きがくるが、「虹を摑む男」と並ぶダニー・ケイの代表作と言っていい。
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