ユリエ

ロスト・イン・北京のユリエのレビュー・感想・評価

ロスト・イン・北京(2007年製作の映画)
3.8
最初から最後まで重くて暗くて、金と人間関係どろどろのストーリー
手持ちカメラみたいな映像が個性的
マッサージ店も店長も夫どっちも不愉快で、誰もハッピーにならない
過激な性描写が理由で中国内上映禁止になったのはわかるが、それ以上に中国の貧富の格差や、お金至上主義的なリアルな部分を世間にさらけ出す事になることも上映禁止になる別の理由かな とも思った
息が詰まる何とも言えない損失感と虚しさだけが残る映画
しかし、ファン・ビンビンが本当に美しかった
体当たりの演技+幸薄い雰囲気が良かった
興味のある人が観れば面白いと思うが、興味のない人はつまらないだろうなと思う
ユリエ

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