大トカゲとは関係ない部分に時代性を感じる。
1959年なのでテレビがかなり普及している時代だが、
田舎が舞台なためか「町に住んでいる芸能人」がラジオDJ。
(低予算映画だから、というのもあるだろうけど)
田舎の好青年がそのDJを偶然助けたことで気に入られ、
DJをパーティーに招待したら来てくれて、
その場で青年の曲がかかり、メジャーデビューをみんなに宣言する。
この流れは当時の地方の若者が持つ夢(妄想)の類型なのかな?
主人公が自分の改造車をトカゲにぶつけ、爆発させて倒すのも
今見るとありがちなパターンとして流してしまうけど、
この当時のアメリカの田舎での「車」の価値を考えると好青年がみんなのために自己犠牲の行為をしたという描写なのかも?
まあそれはそれとして、面白くはない。