2020/09/11
監督 ブルース・ロビンソン
アンディ・ガルシア
ユマ・サーマン
【誰かいるの?】
盲目の女性ばかりを狙った連続殺人事件を捜査する主人公の刑事が、重要な証人である盲目の美女と惹かれあっていく。
彼女の身に危険が迫るなか、主人公がやがて事件の恐るべき真相にたどり着く様を描くサスペンススリラー。
ユマ・サーマンでもう一本。
身元が分からず「ジェニファー」と名付けられた犠牲者の女性達、事件を追う刑事役のA・ガルシアの色気たっぷりのカッコよさ、この頃の彼はこういう役がハマってました。
一方で盲目のヒロイン役のユマ・サーマンの美しさも良かったです。
更にはランス・ヘンリクセンやジョン・マルコヴィッチなど癖のある役者が脇を固め、誰が犯人なのかわからないスリリングな物語、後半の衝撃展開とミスリード、そしてクライマックスの二転三転のどんでん返しが秀逸でした。
王道のスリラーとして楽しめる一本、個人的には好みの作品でした。
こういうシンプルな刑事物スリラーが近頃なんとなく少ない気がするのは淋しい限りです。
鑑賞日1993年頃 VHSにて