すっげぇ〜・・・
映像の余裕よ…
ホセ・ルイス・ゲリン初挑戦。
今まで見たことないような映像体験。これを20代で撮ったのがバケモンすぎる。ゲリンは一体誰から影響を受けてこんな映画を撮ったのだろうか。
川や虫、車、自転車を描写した匂いや気温まで感じ取れるような映像も当然素晴らしいのだけれど、僕が衝撃を受けたのは引きのショット。ありえないくらいカメラを引いて、ありえないくらい正確にそれに収めてみせる恐るべき技量。何もない草原の広大さを最大限活かしたその映像は余裕たっぷりで、かつ没入感があり美しい…
それも単純な美しさじゃないから、この映画の映像の素晴らしさを言葉で表現するのは困難。
ただこの内容で約2時間は長いかな。あと20~30分くらい短くして貰えると助かったんだけど、処女作だから仕方ないか、、
