このレビューはネタバレを含みます
女優が可愛いただのラブコメディって言ってしまえばそれまでだけど、脚本の筋がちゃんと通ってたりキャラクターもブレてなかったりとB級ではないぞ感を受ける。マルタンはアウシュビッツで祖父母を殺されたり、バイヤは幼少期に性的な暴行を受けてたりっていう重めのバックグラウンドを持ってはいるものの、暗くなりそうになるとすかさずラブコメディクッションが入る、みやすい作品。戦争より愛の関係、っていうテーマがちゃんとしている作品。面白かった。個人的にはバイヤの父の素朴なキャラクターが好き。多分この映画は二回みると面白いんだと思う。キャラクターのバックグラウンドを理解するのに少し時間がかかった。