いっちー

ゼーガペイン ADPのいっちーのレビュー・感想・評価

ゼーガペイン ADP(2016年製作の映画)
3.1
舞台は千葉県舞浜市、主人公ソゴルキョウは水泳部に熱を注ぐ高校生。ある日、プールサイドにて謎の女性シズノと出会う。シズノによって仮想現実世界で「ゼーガペイン」と呼ばれるロボットに乗り「ガルズオルム」と呼ばれる敵を倒すゲームを紹介されのめり込み始める。ここまではよくあるロボットアニメの話。
それから現実世界での生活に戻るが、いつも店員がいないコンビニ・見ている景色がたまにブレたり等、日常の違和感に気づき始める…そこから真実が明らかになる第6話で話がガラっと変わります。僕は運よくネタバレを一切観ないで観始めたので衝撃を受けました。
どう転んでも主人公達に幸せは来ない絶望的な展開が続くので、視聴するのにこれほど体力使うアニメは他になかったです。

そのくらいこの作品は1話1話じっくり話が進みに連れ面白くなってくので、今回の「ADP」はかなりダイジェスト的に話が進む為、この作品の良さを潰しちゃってるなぁとは感じました。
ダイジェスト的な話とはいえ、テレビシリーズを全部観てないと理解出来ない部分が多くただただネタバレくらいまくって終わるので「ADP」から観た人は気の毒としか言えないです。

とはいえ、初回放映から10年たち新作を制作されるとは夢にも思ってなかったので、それだけでも1ファンとして作ってもらえるだけでもありがたいです。
次作があれば、ぜひ最終回後のキョウとカミナギの話が観たいです。
いっちー

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