MikiMickle

殺人遊園地のMikiMickleのレビュー・感想・評価

殺人遊園地(2006年製作の映画)
3.1
1989年 ニュージャージー、アズベリーパーク
海沿いの寂れた遊園地にきた双子の姉妹。
ダークライドというお化け屋敷に入り、ひとりまたひとりと殺されてしまう…
他にも14人も殺していた犯人は捕まり、精神病院にいれられる。

のオープニングからさて現在。
キャシー(主人公)
スティーブ(キャシーの彼氏だが、マンネリ気味)
リズ(やりまんキャラだったはずなのに、特になにもなし)
ジム(アゴ。リズを狙っていたはずなのにヒッチハイカーに鞍替え)
ジム(ダサ男ですごい映画マニア)
の大学生5人と、
女ヒッチハイカーのジェーン(変なテンション)。
旅行でニューオリンズに向かう途中、怪しげなガススタンドの店主からこの遊園地の割引券をもらい、再オープン前日の遊園地に忍び込み、ゴーストライドで一夜を明かすことに。


一方、2週間前。精神病院。
“厳格なベジタリアン”だから肉類を与えるなというを無視して、“ヤツ”に生肉をぺちぺちする職員。何故生肉持ってるんじゃいという突っ込みは置いといて、ヤツは開花しちゃいます♪
拘束着、ぶちぶち~‼
懐中電灯お腹突き抜け~‼目玉でろ~ん♪
そして遊園地へと戻るわけですね。


若者がお化け屋敷で大変な目にあう、トビー・フーパーの『ファンハウス』的設定。
ジムの映画マニアっぷりは『スクリーム』風。

しか~し‼しかしだっ‼
ヤツが出てくるのがおっそい‼
1時間待った‼ 1時間、ダラダラとアホな若者の恋だの浮気だの見せられた‼
夜中の1時間が私にとってどれだけ貴重なものか、わかって欲しい‼
で、やっと出てきたと思ったら、ヤツは5歳の知能・ダークライドを真似て遊んでいるって設定で、全然殺さないでやんの‼
こちとら、スプラッタッタを期待してるんですけどっ‼残虐スラッシャーを待ってたんですけどっっっ‼
ちょっとぉ~‼裏表紙にジェイソン・フレディと戦わせたいぜって監督コメントが書いてあったけど、無理だからねっ‼ あんなヤツ、すぐ殺られるわ!
ちなみに、ヤツと呼んでいるが、ダークライドマンって名前になってるけど、劇中では一度も呼ばれません(笑)  ジャケみたいなお面かぶってる~


とは言え、数少ない残虐シーンは楽しい♪
顔パッサンとか、首ばっさんとか。縦横に、切り株人間になります♪
切り株の断面、良いです、特殊メイクには力入ってました!

ラスト。誰が黒幕かガッツリ予想出来る終わりかた(笑)


監督はクレイグ・シンガー。
シリーズものじゃないのに勝手に日本の配給元がシリーズとしてるJIGSAWシリーズの『JIGSAW デッドゾーン』を撮った人。←観たけど覚えてない。
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