ソウ

少林寺VS忍者のソウのネタバレレビュー・内容・結末

少林寺VS忍者(1979年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます


変に面白いのか面白くないのかよくわからない映画だったけど、リューチャーフィーの髪の毛!!ってことで最初からテンションあがってみれました。
わたしが、カンフーすきだからだけどこれを日本人がふつーにみたらなんて中国贔屓なんだ!と思う映画だよなあ。連勝連勝連勝。

最初は大人しそうでお淑やかそうな嫁さんをもらってわたしも坊っちゃんよかったね、よかったね、なんてなっていたのですが、このお嬢さん激しい!いろいろ激しい!最初の婚礼じゃあ、日本人としての意地があるんだろうな~こそこそ言われてかわいそう、なんて思ってたけど(笑)えええ、なんだかすごいお嬢様。リューさんもリューさんで負けず嫌いだからいちいちつっかかる。いろいろな技とか武器とかみれてそれはすごい満足。そしておなごを手にとるように流すリューさんにうとうと。まあ、物語的にもうとうと。そんな女ほっとけ!!(笑)

結局いろいろあって日本の武術の達人たちと闘う展開になるわけですが…。倉田さんの出てるカンフー映画はこれがはじめてだったかしら。倉田さんとの闘いの前にいろいろなあるんだけど、けっこういろいろかわいい。とくにちっちゃいおじさん(失礼)がとてつもなくよかったー。口髭とか鼻?口?もごっや、身長ちっちゃいの気にして高いところに乗ってたり。劉家輝に一度奪われたサイ(この武器めっちゃかっけー)を返してもらうんだけど、一度敵に奪われた武器は使わぬ!精神で、それを受けたリューさんもハンデなんていらないこっちも一本の短剣で闘う!ってなるところが、高まる!最後にやーめたっもかわいすぎた。

あとは倉田さんの蟹形拳がとってもとってもすごかった。高速蟹歩きがほんとにすごかった。あんなにはやく横歩きができるのか!?ってくらいはやかった。女装したり逃げたり待ち伏せしたり逃げたり慌ただしくて面白かったなあ。

まるくおさまって、日本と中国どっちが悪とかわけないでお互いに認めて終わるっていう最後が好き。流血もなく誰も死なずこういう映画もいいなあ。
似たようなVS忍者の映画で次のはめちゃめちゃ流血三昧だったので癒されました(笑)
ソウ

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