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お傳地獄のlingmudayanのレビュー・感想・評価

お傳地獄(1960年製作の映画)
2.5
ハンセン病の夫を助けるために田舎から東京・横浜に出てきて、その先々で男たちに狙われて美しさを開花していく妻の躊躇と喜びを京マチ子がよく演じていた。若い医師との情事シーンでは宿の周りでカエルが不穏に鳴き、京マチ子の裸体の影が妖しく蚊帳に映る。冒頭とラストで京マチ子が男のために走る構図は相似形で、今後も救われないことが示唆される。
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