たてぃ

美しき虜のたてぃのレビュー・感想・評価

美しき虜(1998年製作の映画)
3.7
舞台は1938年のスペインだが、内戦が続き満足に映画が作れない。そんななか、ペネロペクルス演じるマカレナをはじめとした役者陣&制作陣はナチスドイツから映画の共同制作の提案を受けてベルリンへ。

スペインではもう映画が作れないと思ってた彼らはチャンス到来とばかりに気合いが入る。

しかし、当時の宣伝大臣だったゲッペルスの魔の手がマカレナに忍び寄り…


この時代の作品だから悲愴感多め?ではなく、若き頃のペネロペクルスが出てるから官能?でもなく、サスペンスものでした。

個人的に印象に残ったシーンはヤる気満々なゲッペルスにマカレナが「私もロマ族の子孫よ」と言って、普通だったら「収容所へ連行しろ」とゲッペルスが命令する可能性もあったのに「政治の話はやめようよ(ムラムラ)」と返した所でした…男って主義主張よりも性欲なんですかねw

また、スペイン人の役者さんがみんな明るかったのも良かったですw
「ドイツ料理、口に合わねえwww」
「生ハムきたあああ」
「パエリアの時間だああああ」
とテンション高めでした。
たてぃ

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