アニマル・ファクトリーのたのネタバレレビュー・内容・結末

ブシェミが監督となれば見るしかない。

内容もすごく良かった。余白のあるタイプの映画。自分で色々考えなさーいって言われている感じ。すごく好き。
あと、舞台が監獄だから自然と重ための雰囲気になるのは分かるけど、それにしたってグレーのフィルターがずっとかかりまくってた。そこがいいんだけどね。

若かりし頃のエドワード・ファーロングは、私的に人類で5本の指に入る美少年なので、観ているだけで目が幸せだった。でもあれだけ美少年で華奢で髪が長いと、やっぱり刑務所という男だらけの抑圧された狭い空間では狙われちゃうのか。日本でもそうなのかな。

最終的に、ロンだけが脱獄できてアールは結局刑務所に残ったわけだけど、ロンはどうなるんだろうね。アールのいない世界で誰に導いてもらうんだろう。本当に脱獄するのが1番良かったのかな、とか考えちゃう。アールの「天国の僕よりも地獄の王」ってセリフとも合わせて。