ソウ

激突!螳螂拳のソウのネタバレレビュー・内容・結末

激突!螳螂拳(1978年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます


面白かったんですけど、けっこう変わった感じの映画でした。仁義も何も関係ないなーっていうところと、最後のどんでん返しにびっくりした。途中までは好きな感じだったのになあ。あんまりいい気持ちでみれる映画ではないんだけど、でもデヴィット・チャンの素敵な感じ(一部のみ)をみれてチョー満足の一本でした。最初から、リーホイサンとリューチャーフィーで画面が潤うし、こんなちょこっとでもったいない、でもありがたい素敵な時間です。

反逆組織のティエン家から証拠となるものをもってこい!と遣わされたデヴィッド・チャンは、うまいこと転がってティエン家に転がり込む。チーチー役のセリシア・ウォンちゃん、生意気な小娘でだけど先生として雇ったデヴィッド・チャンにきゅんきゅんしたりぽけーってしたりで可愛かったし、一転して家族、親族と闘わなければならないところの気丈さに胸打たれた。リリーリーの若すぎるお母さんも!

途中までみていて、ウェイとチーチーのあまりの微笑ましさに、これはきっとデヴィッド・チャンはティエン家と協力して清朝を倒すんだろうなーなんて楽しく予想してたらそんなこともなく、 むしろそんな展開!?と悲しくなりましたが、これがなければ題名の蟷螂拳に繋がらないからなあ、と。

復讐、そして証拠を取り戻すためにいろいろ考えて草むらで荒ぶっていたときにカマキリさんとであうデヴィッド・チャン。カマキリ+彼という絵柄に何故か癒されます(笑)そこで蟷螂拳を思いつくんだけど修行が熱い!オープニングと同じく壁に映る影がかっこよすぎる。それが実戦で活かされるときときたらさらに熱い!!劉家榮との一騎は見ごたえ抜群!!!

まとめると、息子があの歳になっても反朝の一員だということを伝えてなかった父親が悪い。以上。
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