やっぱりカルカン

恋するモンテカルロのやっぱりカルカンのレビュー・感想・評価

恋するモンテカルロ(2011年製作の映画)
3.2
最初、ちょっと3人の関係が分かりにくくて頭が混乱した。初めて見たセレーナ・ゴメス(グレース)が中学生と言われてもおかしくないぐらい幼く見えたので、余計にそう思ったのかもしれない。

恐らくレイトン・ミースター(メグ)の母親は亡くなって、父親がグレースの母親と結婚した。メグとケイティ・キャシディ(エマ)は高校時代の同級生で旧知の仲、グレースとエマはバイトの同僚かつ親友という事らしい。

エマはあばずれかと思ったけど、とてもいい子。たまに田舎のギャルにこういう子いるよね。メグは真面目な堅物かと思ったけど、結構柔軟で奔放な所があって可愛らしい子。グレースは純粋にいい子。でこぼこトリオの海外珍道中といった感じで見ていてワクワクした。
恋愛要素も重くてしつこいものではなく、サラッと爽やかで好きな感じ。旅行あるあるも盛り込まれていて笑える所もあった。悪い人が誰も出てこないハッピームービーでラストはみんな幸せ大団円。見た後スッキリした気分になるいい映画だった。