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沈黙の鉄橋のTheSandPebbleのレビュー・感想・評価

沈黙の鉄橋(1995年製作の映画)
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原題「JULY 7 INCIDENT/七七事変」

1937年。中国国内では、国民政府と共産党が対立を続けていた。一方日本軍は華北地方に進出し、北京に駐屯する第29軍との緊張を高めていた。そして運命の7月7日の深夜、一発の銃声が響きわたる。行方不明になった兵士の捜索を口実に、日本軍は要塞内部の捜索を要求。拒否した中国側との間に武力衝突が発生したのだ。そして以後8年にも及ぶ、世界大戦へと歴史の歯車は回っていくのだった。

中国が抗日50年記念かなにかで作った作品。

蘆溝橋事件からいかにして中国共産党が
日本軍をやっつけていったか描いた作品。

こういうタイプの映画にありがちな、お涙頂戴な物語はなく、国民政府と共産党が対立を続け、いかにして盧溝橋事件が勃発したかを描いている。戦闘シーンも本物志向なので、迫力はあるが、どちらかというと政治的な駆け引きもあるので群像劇に近い。

普段なら、様々な映画でヘンテコな日本語を喋るはずの日本軍も振り切って、本編では日本兵も中国語を喋ります。

たまに日本語を喋っても「ばかぁぁぁ〜」ぐらい
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