にゃーこ

キミとボクの距離のにゃーこのレビュー・感想・評価

キミとボクの距離(2016年製作の映画)
4.4
【僕だけが地球に拒絶されている】
Netflix作品侮れない。
火星で生まれ自分のルーツを求めて少年が恋こがれていた地球へ行く王道のお話。
青い地球の源である水をはじめて生で見たガードナーの澄んだ青い瞳がとっても綺麗だった。火星で暮らしていた彼には地球はどんな風に映るのだろうと想像してしまう。少し捻りもあって最後まで飽きることがなかった。そして、本編通して思ったのは登場人物にとっても優しい。

上のセリフを選んだのは、地球以外で生まれる者の宿命になるであろう健康問題をしっかり描くことで、ガードナーが泣きながらタルサに訴えるこのセリフがとても重く印象に残った。
火星で生まれましたと言われても疑うことのない華奢で大きな身体を持つエイサだったから説得力があったのかも!

あと英語とてもわかりやすい!!