Grace

戦場のレジスタンスのGraceのレビュー・感想・評価

戦場のレジスタンス(2003年製作の映画)
3.0
第二次世界大戦末期の1944年、ドイツ占領下のベルギーに墜落し負傷した連合軍のアメリカ人パイロットと、彼を看病し保護するレジスタンスの人妻が、許されない禁断の恋に落ちる姿を描いたヒューマンドラマ。

戦闘シーンよりも戦時下の禁断の愛の物語がメインで、戦争の残酷さと男女の不倫のことが描かれています。
アメリカ人パイロットのテッド、彼を看病し保護する人妻のクレア、彼を墜落した飛行機から助け出した少年の3人とのシーンが、温かさがあり微笑ましくて良かった。
ナチスの残酷なシーンもあり、戦争はしてはいけない可哀想な気持ちになりました。
サンドリーヌ・ボネールも出演していて、レジスタンスの一員の役で脇役だけど、重要な人物の役を演じていました。
戦争の怖さ、人を愛することを考えさせられる作品で、戦争をしているシーンがあまり描かれず、戦時下の許されぬ禁断の愛の物語がメインなので、好き嫌いが分かれる作品かなと思いました。
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