個人的にはかなり好き
細部までこだわった「吸う」「吐く」という当たり前に喉を通る空気の静けさ。
Lucyの呼吸とカーテンの揺蕩い。静かにシンクロしてフェイドアウトして行くシーンが驚くほどに絵画的で美しい。
ウルビーノのヴィーナスではなくマネのオランピアのような何処か平面的な美しさが漂う、まさに現代の娼婦であった。
ハイになったルーシーって訳のところ、セリフは「Lucy in the sky」詩の飛躍を十分にどの世代にも分からせる曲のチョイスもやっぱりくすぐられた。(思う壺ですがね)
原作云々を抜きにして美しい映画だった。
とりあえず後でまた書き足そうっとな〜