たろう

ライオン・キング2 シンバズ・プライドのたろうのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

シンバとナラのこども、キアラの子供の頃から始まる物語。
やんちゃなキアラはシンバの子供の頃と同じくお目付役の目を掻い潜りプライドランドの端まで出かける。そこで出会ったコブと二人で危機を乗り越え仲良くなるけれど、彼はかつてスカーと一緒に追放されたライオンの群れのリーダー候補だった。一触即発の気配の中、別れた二人は成長して再び出会う。
大人になったシンバの心配性がすごくて驚いた。大きくなったキアラにもお目付役をつけるし、自分が幼い頃に起こった悲劇を夢に見てたりと、幼少期の傷がまだ癒えていないんだなぁと思ったり。
好きなキャラはコブ。幼少期は幼い頃のシンバより少し控えめだけど似たような気質だと思っていたのに、母親や周りからスカーの後継、シンバを倒すものとして育てられ、シンバへの嫌悪を植え付けられつつ訓練漬けの日々を送っていたみたい。
育つ環境って大事だなあ。
結局キアラやシンバと対立しきれずに母親のジラと対立、スカーと同じ位置に傷を負うも、シンバを罠にかけたと誤解されてプライドランドの動物たちからも追い立てられるのは見てて悲しい。
最後にジラは崖から落ちそうになってキアラが差し伸べた手を一度は払ったんだけど、それでも助けようとするキアラに戸惑っていたのが印象深かった。結局そのまま濁流に呑まれてしまったけれど、もしかしたら手を取る未来もあったのかなぁ。
コブはスカーの子供ではないって言ってたけど、Wikipedia見てみたら母親のジラはスカーの妻って書いてあった…誰のこどもだったんだろう?あんなに特徴的な見た目で似てるのに…。
たろう

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