やっぱりカルカン

PARKER パーカーのやっぱりカルカンのネタバレレビュー・内容・結末

PARKER パーカー(2013年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

ドナルド・E・ウェストレイクが「リチャード・スターク」名義で書いた小説『悪党パーカー』シリーズの『悪党パーカー/地獄の分け前』を原作としている。
原作は未読で前情報も全く知らず、当該小説の映像化作品もこれが初鑑賞。

・疑問点
急に家に血だらけのジェイソン・ステイサムが来たら大騒ぎすると思うけど、あのアホそうな犬も母親もなんで自然に受け入れてたんだろう?
確かにパーカーは悪い奴じゃないけどさ(悪い奴だけど)。昼ドラが好きっていうのはこういう映画みたいな展開もノリノリで受け入れて行くぜっていう伏線だったのかな。

クレアが手を縫いに来た時、レスリーの母もえらいフレンドリーだった。会社に行ってる間に意気投合したのか?テレビ版だからカットされてたのかな?

そもそもクレアの父親とパーカーは旧知の中だったの?関係性がよく分からなかった。危険な話を持ちかけておいて「私と娘を危険に晒すのか」みたいなこと言ってたけど何を今更と思った。

クレアととても愛し合ってるように見えたのに、レスリーとキスをしたのは義理堅いパーカーに合わないような気がした。やるならとことんやる、やらないなら指一本触れないで欲しかった。

派手にやってたけど、あんなに犠牲者が多い上にボスまでやってしまったら次はどんな奴らが狙ってくるか分からないのによくやるな。まあ、こういう映画なんだと思って見るしかないか。

レスリーが白ワインを飲んでたのはどこ?他人の家?自分の家?ホテル?どこのホテル?誰の部屋?

…という感じで少々混乱したシーンもあったが、次々とストーリーが展開していくので飽きないで最後まで見れた。そのかわりちょっと目を離すと置いて行かれるぐらい進行は駆け足。細かいところは気にしたら負けかも。