映画なんて見ないよ

修羅の掟の映画なんて見ないよのネタバレレビュー・内容・結末

修羅の掟(2012年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

一本で短いのに、組の破滅がよく描かれていて面白かった。バッドエンドなのが切なくていい。

はじめに、山さんと泰風が刺すじゃれあいしていたけれどあれが伏線になるなんて思ってもなかったし、写真の3人の笑顔の話もサラッと受け流していたけれど振り返ると涙が出る。
親を取られて返しをするのが当然なのに、身内にはめられ組織に飲まれて、ボロボロになってしまった。
泰風が山さんをやるところなんて、山さんの可愛らしさと、泰風の表情がうま過ぎて胸が苦しくなる。
向こうで親父とカシラとまた笑い合おうなて言いながら涙我慢しているところ。
永倉さんも耐えて最後まで和さんとやり切るところがかっこいい。
古井さんがタバコもくもくしながら話進めるシーンが好き。優しそうだけど怖いて魅力的に見える。だんだん締め付けてくる今回の話に適役だった。