チェコの「SNS」と比べると、
だいぶマイルドにはなっているけれど、
少女をくいものにする性犯罪者の話、
というよりは、
その被害者とその家族の話。
ネットで知り合った少女を
言葉巧みに誘い出す性犯罪常習犯側は
ほとんど出てこず、
その被害者の少女とその父親の話がメイン。
親と子、
男と女、
だからそりゃあ対立するわけで。
どちらの気持ちもわかるけれども。
それぞれの心情がうまく描かれていたなと思う。
これは10年前の映画みたいだけど、
今はもうネットの出会いなんかは当たり前で。
でもそれくらいネットの犯罪も
当たり前に起こっているであろうことは
どれくらいの人が
認識してネットしてるんだろう。