『春香伝』は各種芸術作品のモチーフになるほど、朝鮮半島で広く親しまれる古典文学。
背景は朝鮮時代（中期と思われる）、当時の身分制度や官吏制度を描きつつ、貴族（両班）と賎民（妓生の娘）の純愛を描いた作品。
基本的にはパンソリなど口伝のため、結末は複数存在すると言われているが、この映画では最も広く知られたストーリーを描いている。
25年ほど前に観たので細かいところは覚えていないけれど、本作はかなりオーソドックスに仕上げた印象、イメージの中の『春香伝』という記憶。古典文学なので、これくらいの古さがちょうど良い気もするなー
