ホラー系の「有り得ないことのオンパレード」をあまり楽しめない私が一番安心して見られたわりと現実的なエクソシスト映画。
エクソシスト向け専門学校()の講義で生徒同士が
「聖水に超抵抗してたで」
「いやあれは統合失調症」
「あんな怪力出せるか?」
「その聖水を尿と勘違いしたらそりゃブチギレるやん」
みたいな話をした時点でこの映画ただのエクソシスト映画じゃないなと。また私が嫌いな、作り手の「ここは安定にビビらせとこ」な感じが見え隠れするありきたりな映画ではないと確信したので最後まで楽しませていただいた。
ちゃんとしたモキュメンタリーPOVだから、題名をどうにかしてあらすじもそれなりにしてノンフィクションドキュメンタリー映画としてNetflixにぽんて置いといたら何も知らない人はラストを見るまで本物のドキュメンタリーだと信じるんじゃないかな。