YP子

スヌープ・ドッグ ロード・トゥ・ライオンのYP子のレビュー・感想・評価

4.0
犬が、どうしてライオンになったのか。
それを知る為に観賞。

スヌープがレゲエをやり始めてスヌープ・ライオンになったのはリアルタイムで知ってたし、もちろんその当時も「どうした!?」ってびっくりしてたんだけど、その真相(まぁ映画だし、本当の真相ではないと思うけど)が気になって観てみた!

私は、スヌープ好き。90年代のHIP HOPの代表格だし93年の初アルバム「Doggystyle」なんていまだにすごくかっこいいし。死神のごとくギャングの抗争を生き抜いてきた彼は、いきなりReggaeに転向!(笑)
でもジャンルなんてしょせんただのカテゴリ分けのものだし、HIP HOPだから~とか、Reggaeだから~とか、そんなん、なんだっていいんだけどね!

カリフォルニアの葉っぱを持って、ジャマイカのラスタの長に会いに行き葉っぱを渡して意気投合。みたいなね(笑)
ジャマイカのラスタファリ文化を垣間見る事もできるよ!ダミアン・マーリーも出てくるし!

レゲエが好きな人にもいいかも!

スヌープは何やってもカッコイイね!
映像を観て意外と真剣にラスタファリズムに気持ちを傾けてたんだなぁと思った。

レゲエのリズムに身を任せる彼もカッコイイけど、やっぱりその歌声の節々にはギャングスタ時代の彼の味が見え隠れしてました。
これぞ、スヌープのスタイル。

ジャンルなんて関係ないんだ!と思わせてくれました。

スタイルを持ってるって本当に素晴らしい。
彼のスタイルはHIP HOPだから、とかReggaeだからとか、もはやそんな枠にはおさまらないんだね。

ほーんとにカッコイイ!

「なんでライオンに!?」って当初思ってた事はどうだってよくなりました(笑)


あ、あと、空港の保安検査所で係の人がドアに向かって「マジカルワードを言ってみて」みたいな事をスヌープに言った時に彼が答えた言葉がかわいかった。

「Puff, the magic dragon」

って。おいおいおいおい。(笑)


全然期待してなかったけど、面白いドキュメンタリーでした!
YP子

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