ジュード・ロウが今までのイメージとは違う、下品でダメなおじさん役だったことに驚いたけど、どこか憎めない愛らしさのあるおじさんだった。
どん底から始まり、上がっていく予感を感じるラストだったけど、少し軽すぎたような気もする。
金だけを追い求めてきたけど、家族への愛について意識した時に運が上がり始め、
どん底の中でも前向きさを忘れずにいたから、運に見離されなかったように思えた。
ラストに向かうにつれ、捻くれず前向きで馬鹿なドムをみんな放って置けなくなったのかも。
綺麗なジュード・ロウが好きな人にはおすすめできないけど、なんとなく見た割には面白かった。
ただの禿げた中年のおじさんに見えたし、徹底した役作りがすごかった。
