“え?!なんでユーロビートじゃないの?!”
が僕の脳内で1万1000回転くらい連呼された。
多分古参のファンの全員はこの作品の音楽がオリジナルのそれとは全く違うことに違和感を覚えただろう。
というかアニメのイニDはユーロビートのサントラによってその演出が唯一無二の完成系としてのアイデンティティを有していると思う。
持論だけどもユーロビートをイニD(オリジナルのほう)よりも適切かつ的確かつ超絶クールに演出に用いられることは古今東西未来永劫あり得ないのだ。
この音楽によって峠のバトルが鳥肌必死のシーンになっているといつのに、その大事な要素がポッカリと抜けてしまっている。
作画も描写もリメイクだけあって超ハイクオリティなのに…音楽によって全てがイニDのオリジナルからの改悪にしか感じることができなくなってしまった。
イニシャルD × ユーロビートの組み合わせはカート・コバーンとグランジファッションくらいのイコールであるように思っていた僕は素直にこれがイニDであると受け入れるためには時間がかかってしまうかもしれない。