心に闇を抱えたサムと その車にたまたま同乗する事になった、女×1,男×1,ゲイ×1のロードムービー。
そしてフランス映画らしいアンニュイな感じ。
レア・セドゥの赤いビキニ姿はオープニングでたっぷり見せてくれる。
そしてそれ含め、終始 美しい。
でもたぶんレア・セドゥは内容的にはメインじゃないんだよね。
サムは子供の時、母親が精神疾患。たぶん。
そのせいで父親が自殺。たぶん。
しかも医者が母親をサムから隔離させたから、
家族の愛を受けずに育ったわけで。
こういう幼いときの人生のつまずきが
先の人生の影になり続ける感じって何ともいえない。。。
「退院した母親と失われた時間を取り戻したい。」
サムがそう思っていそうなシーンもあるし、
「こんな悲惨な人生は終わらせよう。」
って感じのシーンもあるのでラストが気になりながら見れた。
個人的にラストは好み。
面白かったです。