このレビューはネタバレを含みます
自分用メモ。
始まりのオルゴールの音から引き込まれた。
ポールとプルーストさんの出会いが素敵。レコードを拾い、届けるために部屋に入り、先に何があるのかドキドキしながら進んで、植物でいっぱいの部屋に行き着く。まずこの一連の流れも雰囲気も部屋もポールの表情も好みで、小さな世界にわくわくした。映画全体のストーリーも好き。
プルーストさんは少し荒々しいけど芯にある優しさがあたたかい。
雰囲気が好きだと見れちゃうけど長いから力抜いてみないと疲れる。だらだらとマドレーヌを食べながらみる映画。またみる。
ブラックジョークに関しては、「いやなんでだよ」っていう観てる側のツッコミとか「この人おかしなこと言ってる」と思える常識がないと成り立たないよな、と考えさせられた。あらゆる方面への寛容さも求められてる気がする。