しらゆき

シネマ歌舞伎 法界坊のしらゆきのレビュー・感想・評価

シネマ歌舞伎 法界坊(2009年製作の映画)
4.5
勘三郎さん、生で見たかったな……てしみじみ思わされた
映画だから寄った画が多くて、こんなに汗かいて舞台上がってくれてるんや……て面白いシーンでもちょっと感動した

他の方も書いてるけど、前半が面白可笑しくって、後半は圧巻!
憎めない奴が結果悪者になって、でもそれが主人公になっちゃうって歌舞伎ってすごい
あと武器が桜の枝だったりフェアリージャパン 鬼や天狗や妖怪設定なのに、なんか妖精やん……て思っちゃう

足ダンダン鳴らせて舞われると、悪者の筈なのになんとなく厄除けに思えてちょっと面白い
美しくて楽しくて小気味良い🌸

法界坊見た後に大阪十月歌舞伎、雙生隅田川を見に行ったら同じく鯉魚の一軸のお話で、さっきもこの掛軸めっちゃ探されてた……!てわくわくしたし、こっちの子じゃなくてこっちの子が継ぐんだな…?て思いつつもこの子ちっちゃい時から大きくなってもお家騒動で大変だな……てなりました笑
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