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青、そして少しだけピンクのnariのレビュー・感想・評価

青、そして少しだけピンク(2013年製作の映画)
3.5
ベネズエラという地で、ゲイというものをテーマに描いた親子のドラマ。

子どもからしたら受け入れがたい現実と葛藤する様子。
おそらく日本人でも受け入れるのは難しい中で、今までにこのような作品が作られたことがなかったベネズエラでこの脚本が作られたことはそれだけで評価されるべきだと思う。

絶妙なキャスティングも素晴らしい。
デリーリオは特に演じることが難しい役どころだけど、とてもスムーズに自然に演じている。
そしてアルマンドは本当の親子のように見えるほどだった。

尺の問題だと思うけど、もう少し細かい描写があるともっと作品にのめり込めたと思う。
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