ジャンル的にはスポ根的な感じでヤバい先生にしごかれるけど結果的には主人公が成長して先生にも認められてハッピーエンドなのかなと思っていた自分を殴りたい。
蓋を開けたらカオスもカオス。
狂気に満ちたスパルタとそれに食らいつこうともがく主人公の姿が見ていてとてもしんどかった。
こんなんいつ精神やられてもおかしくないぞと言わんばかりの罵詈雑言。
物は投げるし無理難題強いるし挙句の果てには嫌がらせもする。
明らかにヤバい先生だと思いながらも時折見せた優しさというか人間味がきっとこの人は生徒の為にわざと行き過ぎだ指導をしてるのかと途中思ってた自分の気持ちを返してほしい。
ただ単にヤバいやつで嫌なやつだった。
ただ、ラストの演奏で主人公と先生がバチバチになっていたが、最後の最後で音楽を通して何か通ずるものがあったんだなという締め方が好き。