映画ミザリーを思い出す。
姉役の演技が素晴らしい。
あのヒステリックさ病的さは病みつきになります。
性的虐待がもたらす悲劇。
その生い立ちを知ってしまうと姉に同情してしまう。
妹が正論なのは分かるけど、けども、そうしないと守れなかった姉の決断を正論で否定されているのを見るのはとても忍びなかった。
守りたい者をどう守ればいいのか、どう人を愛せばいいのか分からない不器用さ、狂っているように見えるけどそこには、ただ「愛」があっただけのように思う。
何とも悲しい結末。妹の気持ちもよく分かるけど最後だけは味方でいて欲しかった。
切なく哀しい話。