一色景

完全なる飼育 秘密の地下室の一色景のレビュー・感想・評価

2.4
どこかにある魔法学校を題材にした映画みたいな副題がついた本作、さすがに本作の方が製作年前だろうと思っていたが
あちらは2002年、こちらは2003年ととても残念な結果になっていました
内容についても同様で、シリーズ中四作目となる本作だがすでに見ている一作目をどうしても超えてこない
というか話に厚みを出そうとした試行錯誤らしいものは見えるのだが、結果として全体的に雑味になってしまっている感が否めない
ボーイッシュなしらたひさこはとても可愛いし、松山ケンイチがクズ男役をやってるのはなかなか面白い、山本太郎の童貞感強い演技もただ手に取る分には面白いのだが…

主要な登場人物が多くなりすぎた上に、それぞれに背景を付けようとしたために発生している情報を捌けていない感じで
イマイチ疑問が残るところが多く、ストンと落ちてこない

映像的にも飛びぬけて盛り上がる部分が薄く、下心でみるには少しハードルが高いと思う
ただしボーイッシュなしらたひさこは可愛い
一色景

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