相模ねこ

ロスト・フロアの相模ねこのレビュー・感想・評価

ロスト・フロア(2013年製作の映画)
2.0
【大人の都合で子供の心に傷をつけただけ】
子供たちがいなくなって「おふざけか?」と子供たちを疑い、だいぶ経ってから「もしかして誘拐かも…」と気づくまでの主人公の感情の変化がリアルでゾクゾクした。
途中で事件の真相が明らかになるものの、テンポよく話が進むのでだらけることはなかった。
けれど子供たちはやっぱり救われない。この真実をいつか知る日が来るはずだし、この父親も善き父親になれるのだろうか…。そんな不安とモヤモヤを抱えながら、ブエノスアイレスの夜景の美しさに癒され終る。
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