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5時から7時の恋人カンケイのmattのネタバレレビュー・内容・結末

5時から7時の恋人カンケイ(2014年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

どこか陰気かつ窮屈な空気感。キャラ描写がちょっと薄いんでしょうね、どこかフワフワした感じを纏いながらストーリーが進んだ印象です。
セントラルパークのベンチに刻まれた“名言”をタイトルカットに使ってストーリーを進めるというアイデアはおもしろいと思ったけど、もっとバシッと決まる感じがあれば、というところでしょうか。
密会のホテルはカーライル。
プロポーズのシーンでのアリエルの混乱した様子の演技が印象的でしたね。「『ブライアン君が暴走しただけ』と思って見ていたら、え、混乱してしまっているじゃないか」となった。部屋から部屋へ、とか、ぐるぐる回って、とか、それを追従するカメラワークも計算されていましたね。
アリエルの胸中はその後の手紙の中で説明されていて、そこは非常に親切だと感じました。
最後の再会シーンが必要かどうかは意見が分かれそうですが、指輪を見せる(=アリエルに気持ちが残っていることを表現する)ためなのであれば不要だったのではと私は感じました。
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