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紐育の歩道のcmのレビュー・感想・評価

紐育の歩道(1931年製作の映画)
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ようやく観れた〜。

セルフオマージュなボクシングシーンは目新しさは全くない焼き回しだが、とはいえやはりクスリときちゃうし、がらんとした体育館でちょこんと座る姿の淋しさは「そうそう、これこれ!」となるし、ドアの小窓からヒロインにちょこっとキスするシーンなんかも『探偵入門』を思い出しちゃうし、最後のお屋敷でのドタバタ抗戦も短編でよく観た景色だわねとうれしくなったり、なんだかんだでキートン的魅力が散りばめられていて、楽しめちゃった。

とはいえ、まぁ目新しさや新たな発見のようなものは無い感じで、いかにも「旬を過ぎた大物タレント」感が出てしまってるというのも正直なところであり

観る前に読んだキネ旬の淀川長治、エレノアキートン、マリオンマック、ハリーラングドン妻の4老人の対談録がかなり良かった
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