このレビューはネタバレを含みます
自宅で。
2002年のアメリカの作品。
監督は「歌追い人」のマギー・グリーンウォルド。
あらすじ
父親に憧れ、特ダネを追いかけることに情熱を燃やす13歳の少女レクシー(リンジー・ローハン「アイリッシュ・ウィッシュ」)はある日、英語教師のウォーカー先生(イアン・ゴメス「リチャード・ジュエル」)が失踪した事件を探るため、新聞部の仲間たちと共に調査を開始する。
ディズニープラスにて、無作為に選んだ中から。
今や、すっかりお騒がせセレブとなったリンジー・ローハンのまだティーンの頃の作品。別にリンジーについては興味はまるでないわけだが、奇しくも昨年からリンジー主演作を目にする機会が続く。まぁ、でもこの前観た「フォーチュン・クッキー」がめちゃくちゃ面白かったので、今作も楽しめるかなぁと思ってみたんだけど…うーん、なんつーか観りゃわかる、つか観なくてもなんとなくわかるけど、子ども向けな作品だった!
お話はあらすじの通り、元々はディズニーアイドルだったリンジーによるテレビ向けの作品なのかな?これは。
で、この手のディズニーの内輪な作品にありがちなテレビサイズの画面と英語字幕しかない不親切な仕様があぁー…という感じ。
つか、ほとんどの人は吹き替えで観ることを強要されるわけなんだけど、周りがめっちゃ達者な声優さんばっかなのに、リンジー演じるレクシーだけ、多分劇中のリンジーと同じ年頃の女の子を使ってるのがなんか微笑ましい笑。まぁ、それもキュートさを増してていいんだけど。
つか、やっぱ「フォーリング・クリスマス」→「フォーチュン・クッキー」ときてどんどん観る作品を追うごとに若返っていくリンジー、今作のこのティーンの頃はやはり人気絶頂に差し掛かる頃とあって、めちゃくちゃ可愛い。また「フォーチュン・クッキー」のパンク少女とはまた別のセレブの優等生少女キャラもあってて、元々美少女で売ってただけはある。
で、お話的にはタイトルにある「探偵もの」ではなく、あくまで父親に憧れ、記者を目指すレクシーが自分がすっぱ抜いた学校の先生が失踪した事件を探るという結果的に探偵みたいなことをするような感じ。
で、この世界ちょっと不思議なのが、レクシーの学校が中心にこの世界が回っているというところ。普通にレクシーがすっぱ抜いた先生同士の熱愛?記事が普通の一般社会の新聞の一面を飾ったり、その後記事に載った先生が失踪した時も「あの学校新聞に載った先生が失踪!」と大々的にニュースに取り扱われたりとまるでレクシーの学校しかないのかこの世界線は…という感じ。
あと、ここはお金持ち学校らしく、みんな小学生たちがド派手なファッションに身を包んでおり、おすまし顔でパリコレみたいに歩いて登校する様がこんな小学生いねぇよ笑!と笑ってしまった。
ただ、やはりみんな小学生なので、新聞部の部長といい感じになって「あたし、あの子のこと好きかも〜!!」となったり、メカ好きオタクの妹とそれまであんまり仲良くなかったのに事件を通して「お姉ちゃん〜!」と仲良くなったりとなんか全体的に微笑ましい。
つーか、失踪しちゃう先生も結局すぐ見つかっちゃって、犯人探しが行われるクライマックスのホテル内でのドタバタ劇もコメディの範疇でやっぱ全体的に子ども向けに作られてるという印象かなー。
ま、の割には話がちょい複雑だったけどw
そんな感じでまだ若かりし頃のリンジーを観れる作品、以上です笑!