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金星人地球を征服のPowのレビュー・感想・評価

金星人地球を征服(1956年製作の映画)
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やはりなんといっても見所はあのカニ。笑
あのカニ星人自体が映画そのものより人気を博したらしい。

ストーリーとしては、映画でよく描かれることだけど、真実であることを周りの誰もが真実と取り合ってくれない、という事態に陥る様。あれってやばい。
第三者の客観としてそれを見ることのもどかしさ。
神の視点とも言える。最近ではNetflixで配信のドントルックアップとかもまさにそれにクローズアップした話だと思われる。人間がいかにバイアスをかけて物事を見ているのかというのがよく分かる。

まあこの映画での真実はトンデモで洗脳要素もあり、ダークなものなので質がちょっと違いますが。

そしてラリー・ブキャナンという人がこのカニ星人に陶酔するあまり、「金星怪人ゾンター」という作品をリメイクとして作ったのだそう。

このカニ星人は確かにいいですよね。特撮とかに出てくる怪獣みたいで。
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