このレビューはネタバレを含みます
号外/
ブレスレットを見た時の
アノ一瞬!目を瞑り
“イッたアノ表情”
と
海岸での自慰の時の
“唇をキュッと真一文字にして左口角だけ一瞬!!釣り上がるアノ天上感。。。・・”
この映画がただのエロ映画ではない!と確信した名場面だ
エアマニュエル・ベアールが「第四の初めて」を主人公とレズったり
旨い「遊び」をする
とにかく中年の奥様一途な所が
【良い牙城】になって物語を引っ張る
そこを【崩しにかかろうと】
主人公がピアノを弾く事で
マウンティングし
SEX前夜を準備/予感させる
そして!!
妻を亡くして静かに・・アルバムを開き・・・
(こういう“表現”をサラっと出すフランス映画ってやっぱ素晴らしい!)
【代替】で主人公を抱く・・男の悲しみ。。。
【亡き妻の代わりでしかない】自覚的でさえもそれにどう寄り添えば良いかわからずただされるがままの女の哀しみ
そうであっても嬉しさの余り目がトロ〜〜り、、、唇が緩む恍惚感・・・
(あんな美しいSEXシーン、映画で観た事ないかも・・)
同世代の地域のカスと群れあってる二人と違い
大人の経験と悲しみを「抱いた」主人公の清々しさはこちらにも晴れやかに伝わる名シークエンスだった
だけどエマニュエル・ベアールの弓のようにしなる肢体の無敵感。。。
フランスのこういった幼女性を持つ『女優/女性』は無双だな。