Chiaki

ハッピー・エンドのChiakiのレビュー・感想・評価

ハッピー・エンド(2014年製作の映画)
3.8
現在渋谷で開催されている、インディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパンにて鑑賞!
3回券を購入し、2作は既に観たいものが決まっていたのですが、もう一作はどうしようかと悩んでいたら、先日鑑賞した「若さは向こう見ず」で気になる女優さんの一人となった、カルキ・ケクランさんが出演していたので、鑑賞することに(^o^)

私みたいな人が他にも大勢いたのかな。
カルキさんが映った瞬間に小さな歓声が。
今作では元気いっぱいの天然歯科医役を演じているカルキさん。笑顔がやはり魅力的で、ヒロインではないにも関わらず、その存在感はピカイチ。そんな彼女が主演を務める今月24日公開、「マルガリータで乾杯を!」がとても楽しみです。

そして映画の内容は、大ヒット小説を生みだし一躍スターとなった色男作家のユディが、遊びまくった末に破産の危機に陥り、ラブコメ映画の脚本を書くという新たな仕事の依頼を受けるのだが、本気の恋をしたことがないため行き詰まってしまう。ある日若手美人作家アーンチャルと出会い、お互い"恋はしない"ことを約束し関係を深めていく…というお話。

このユディって主人公が、凄まじいダメ男っぷりを発揮するんですよ。女、金、酒と遊びたい放題の自分を、生粋のプレイボーイと言いながら、彼女に「別れよう」の一言もはっきり伝えられず、お金なくなって既婚の元カノの家に乗り込んだり、嘘をついてアーンチャルを無理やりデートに誘ったり…。

なのに何故か憎めない。どこか抜けてる一面を持っていたり、恋愛絡みでなければ至って真面目で普通に良い奴。特にユディとアーンチャルのやり取りは笑えるシーンがたくさん!客席から子供の大笑いしてる声が聞こえました…笑
あと途中からユディがキアヌ・リーヴスに見えて仕方なかった。ちょっと似てる(^^)
アメコミのTシャツを着まくってるのも気になりました。

インドの恋愛映画はキュンキュンするし、とにかく楽しい。全然ハズレがない。
観たのはまだほんの一部ですが。
もっともっとインド映画観たいです(^o^)/
Chiaki

Chiaki