かいと師匠

ポイント・アンド・シュート(原題)のかいと師匠のレビュー・感想・評価

3.8
家庭で甘やかされて育ったアメリカ人の青年が、自分を変えるべくバイクで旅に出た。

アメリカではろくに友達もいなかった彼に、リビアなどでは多くの友人ができ、無事に帰国した。

その後、カダフィ政権に対する暴動が起き始め、やがて革命軍は銃を手に政府軍に立ち向かい始める。その中にはリビアで出会った友人達も含まれており、その友人から隣人が殺されたことなどを聞かされ、その青年は革命軍に加わり戦闘行為に身を投じた。

これらは、彼の信念に基づいて行動をしていて、日本で報道された時は、「バカなやつだな」なんて簡単に思っていたが、実際の映像を見ると自分が恥ずかしくなるほど芯の通った青年だったのだと分かった。

彼自身の信念のもと起こした行動に、誰も文句は言えないし、誰よりも自分を見つめられているのではないかと感じました。

ドキュメンタリーなので、起伏に富んだ展開ではないが、リアルを痛感せざるを得ませんでした。
かいと師匠

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