ゆう

ライド・ロンサムのゆうのレビュー・感想・評価

ライド・ロンサム(1959年製作の映画)
4.3
これもベティカーの良作かと。

奥行きのある運動という事は言うまでもないが運動する前にある瞬間の運動静止にこそ映画的なものを感じた。

丘から動き出す瞬間、縛り首の木に吊るされ馬上される者の空間、過去に過ちを犯したモノへ犯罪者引き渡すかどうかの立ち振舞。

また最後だけごく単純な右手の運動だけで見ている者への画面の緊張感を解かせる身振りは流石だと思う。
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