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CUTIE HONEY TEARSのpenのレビュー・感想・評価

CUTIE HONEY TEARS(2016年製作の映画)
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『キューティーハニー』というよりも反体制要素も入れた近未来SF映画なんだけれど、CGを盛り盛りに使った画作りは悪くないし(白組を始めとした製作会社が多数協力)、一見クールな性格なようで誰かを守りたいという主人公「如月瞳」のヒーローっぽいキャラクターもサラッと描かれてるし、一応変装要素というか変身要素もあるので、主演である西内まりやを魅力的に見せるという点では悪くない1本。

『キューティーハニー THE LIVE』『仮面ライダー THE FIRST/NEXT』の横山誠氏がアクション監督として名を連ねているが(スタントにマーク武蔵の名もあった)、個人的には動きとしてあまり印象に残らなかった。その代わりアクションの中の動きを切り取った1カットを見せることを重視してる感じはして、それが本作の監督の演出方針なのかもしれない。

絶賛するほどではないし、かといって全否定するつもりもない、今後の可能性を感じられた作品。今回の製作陣による次回作は観てみたいと思った。
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