音から作る映画(3)
サロメの娘 アナザサイド in progress
まず音や音楽、朗読を別の方が制作し、その後監督が映像を作り始めた実験的な作品らしい。
ストーリーは殆どない、記憶の断片のような取り留めのない朗読を青柳いづみがすることで、なんとなく話が進むのだが、とにかくこの語りが素晴らしい。
本人は声だけで一切映像には出ていないのに、一瞬で人を惹きつける圧倒的な存在感、、。
飴屋さんは朗読だけでなく映像にも出ていて、そんなにシーンが多いわけではないのにこちらも圧倒的絵力。
目を閉じれば心地良い音
開ければ美しい映像
浸る類の映画。