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わたしはシャルリのshu1のレビュー・感想・評価

わたしはシャルリ(2015年製作の映画)
1.0
ドキュメンタリーとして純粋に無価値な作品だ、個人的な考えを抜きにして。 事件が起こった原因への客観的な分析や、自己批判を持たず、きわめて煽情的で中立性を欠いているからだ。 なぜイスラムについて挑発的な記事を掲載するのかという目的については一切明かされない。 シャルリーエブドにまつわる人の感情的で自己中心的な証言が作品のほとんどを占めている。 明らかにシャルリーエブドを被害者として描き、同情心を煽る意図がうかがえる。 ドキュメンタリーは、人々の知らない価値的事実を伝える。 伝えることによって、認識が変わり、社会に良い影響を与えることに意味がある。 しかし、この作品はなにも新しい事実を提示せず、周知の情報を繰り返しているだけだ、しかも、きわめて主観的に。 ゆえにこの作品は見るに値しない。
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