うそん

水俣病・その20年のうそんのレビュー・感想・評価

水俣病・その20年(1976年製作の映画)
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静子ちゃんのお母さんが話す内容。
こたつとみかんと猫の狂い死と
娘の死。

若松英輔氏からこの映画は
カナダに向けて水俣の公害病を伝えるために一本分の番組にまとめられた既存フィルムで構成されているドキュメンタリーと聞く。

患者さんたちを見るだに、その家族の慟哭を見るにつけ
彼女彼らの心を思う。
ただ、海があるから魚を獲る。
獲れた魚をいただく。

自然の営みを重ねて生きたいというだけなのよ。

見たことがない方には見てほしいと思います。
うそん

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